Responsible Design
旅の設計から考える
Towakaが主に扱うのは、FIT(個人旅行)や小規模グループによるテーラーメイドの旅です。ただし、少人数であること自体が、サステナブルというわけではありません。
私たちが実際に旅程を組むときには、旅行者の関心だけでなく、移動距離、滞在時間、季節、混雑、地域の受入状況まで見ながら、一日の流れや旅全体を考えます。
有名な場所を効率よく巡ることだけではなく、その場所を訪れる理由と、旅行者・地域の双方にとって続けやすい旅程になっているかを見ています。
- ・一日に多くの場所を詰め込みすぎない
- ・移動時間に無理のない流れをつくる
- ・季節や時間帯による混雑を考慮する
- ・一つの場所で十分な時間を過ごせるようにする
サステナビリティが意味を持つのは、旅程が決まった後に説明を加えるときではなく、まだ旅程を変えられる段階だと考えています。
時期、ルート、滞在時間、人数、移動方法などを見直し、必要であれば別の方法を提案したり、その体験自体を見送ることもあります。
With Communities
地域とともにつくる
Towakaの旅は、宿泊施設、ガイド、職人、生産者、体験事業者、DMOなど、日本各地のパートナーとの協働によって成り立っています。
旅をつくる際には、旅行者の希望だけでなく、受け入れやすい人数や時期、継続可能な提供方法、地域として大切にしたいことなども確認します。
私たちは、地域の価値を単なる「観光素材」として扱うのではなく、その背景にある文化、歴史、産業、暮らし、人々の考え方を理解したうえで旅につなげることを大切にしています。
短期的な送客数だけを見るのではなく、地域やパートナーと継続的な関係を築きながら、その場所に合った旅の形を考えることを重視しています。
Culture & Nature
文化・自然への配慮
旅行者にとって新しい体験であっても、その場所は地域の方々にとって日常の暮らしや文化の場であることがあります。
寺社、集落、工房、自然環境、地域の行事などには、それぞれ異なる背景やルールがあります。Towakaでは、地域の文化や慣習を尊重し、必要に応じて旅行者にもその背景や適切な行動について案内します。
自然環境や地域社会に過度な負荷が生じる可能性がある場合には、人数、時期、訪問方法、あるいは旅程そのものを見直すこともあります。
私たちが見るのは、単に「行けるかどうか」ではなく、「どのように訪れるのが適切か」です。
Partnership
責任あるパートナーシップ
Towakaでは、パートナーを選ぶ際、魅力的なサービスであるかだけでなく、安心して旅行者を任せられるかという視点を大切にしています。
必要に応じて、許認可、安全管理、サービス品質、運営体制などを確認するとともに、環境への配慮、地域との関係、働く人への姿勢など、サステナビリティに関する取り組みも選定の視点に取り入れています。
地域や事業者ごとに状況は異なるため、一律の基準だけで判断するのではなく、その背景や実情も理解しながら、長く関係を築けるパートナーシップを目指します。
また、ガイドをはじめ旅を支えるパートナーとも、依頼内容や条件をできるだけ事前に共有し、お互いに無理なく、安心して仕事を続けられる関係づくりを大切にしています。
PRACTICE
Towakaの実践
Towakaでは、サステナビリティを旅程設計だけの考え方にとどめず、旅をつくり、届け、振り返る一連のプロセスに組み込んでいます。
サステナビリティの基本方針をもとに、旅程の設計、パートナーの選定、催行時の運営など、それぞれの場面での判断に反映しています。
また、旅行者の背景や旅の目的、地域で大切にしたいことなどを、必要に応じてガイドや関係者と事前に共有し、現場での判断や案内にもつなげています。
また、Towakaが大切にする考え方は、関係性や案件の状況に応じてパートナーと共有し、必要に応じて契約や合意内容、日々の運用にも順次反映しています。
一度仕組みをつくって終わりではなく、実際の旅から得た気づきを振り返り、次の旅づくりやパートナーとの協働、事業運営の改善につなげています。
Knowledge Sharing
次世代への知見の還元
Towakaを運営する株式会社やまとごころでは、2014年から公益社団法人ジュニア・アチーブメント日本の「JA Travel and Tourism Business Program(TTBiz)」に審査員として継続的に参加しています。
近年は同プログラムのInput Sessionで、アジアの高校生に向けてサステナブルツーリズムをテーマとしたセッションを毎年担当しています。Towaka設立後もこの取り組みを継続し、観光実務で得た知見を次世代と共有しています。
TRAVELIFE
Travelife Partner
Towakaは、旅行業界における国際的なサステナビリティプログラムTravelifeのPartnerとして認定されています。
TowakaではTravelifeを、認定取得のためだけでなく、環境、地域社会、パートナーとの関係、社内運営について継続的に見直していくための外部フレームワークとして活用しています。
旅や地域との関係に一つの完成形があるとは考えていません。状況や課題の変化に応じて、私たち自身の取り組みも継続的に見直していきます。
Governance
責任ある事業運営
責任ある観光には、旅そのものだけでなく、事業運営のあり方も含まれると考えています。
Towakaを運営する株式会社やまとごころは、情報セキュリティマネジメントに関する国際規格ISO/IEC 27001:2022の認証を取得し、旅行者情報や取引先情報を適切に管理する体制を整えています。
Together
より良い旅を、地域とともに
Towakaでは、サステナビリティを特別な旅だけに付け加えるものではなく、日々の旅程設計やパートナーとの仕事の中で判断していくものだと考えています。
旅行者にとって良い旅であることと、地域にとって続けやすいこと。その両方を見ながら、旅をつくっていきます。
地域・事業者との旅づくり、ガイドの皆さまとのパートナーシップ、FAM・視察や専門家相談については、それぞれのページで詳しくご案内しています。



